年頭にブログ当番が回ってきてしまいました^^;

|

あけましておめでとうございます。
今年も大伸工業株式会社をよろしくお願いたします。

さて、全国ネットのバラエティ番組でも、面白可笑しく取り上げられていた、こんな会話。

京都府民「京都は1200年の都だけど、滋賀なんて地味で、何もないやん」
滋賀県民「なに言うてんの、琵琶湖の水飲んでるくせに、偉そうに言わんとって」

そうなんです、一般に『都道府県魅力度』が非常に高いと言われている京都も、
琵琶湖から水を供給されているという点で、滋賀県には頭が上がらない???
...というのは、有名な話です。

しかし、この琵琶湖の水、自然に滋賀から京都へ、流れているわけではありません。
はるか昔、明治時代に築かれた『琵琶湖疏水』によって、いくつものトンネルを通り、
豊かな水量で、絶えることなく京都へ送られているのです。

ちょうど昨年は、琵琶湖疏水の竣工から125周年でした。
関連行事もいろいろ行われていたので、私も『琵琶湖疏水記念館』を訪れ、
疏水工事を描いた映画や、歴史を物語る数々の展示物を観ました。

http://www.city.kyoto.lg.jp/suido/page/0000183805.html

それにしても、琵琶湖疏水、すごいと思いませんか?
明治時代の技術で、いくつもの山を貫くトンネルを掘り、適切な勾配を確保し
常に十分な水量を送り続ける、壮大な『水の路』を造ったのですから!!
ちょっとしたことでもすぐに感激してしまうのは私の悪い癖ではありますが、
この疏水の歴史を知った時は、その癖には関係なく、大変驚き、そして感激しました。
もちろん、多くの人の途方もない苦労と、努力と、決断と、犠牲があったことは
言うまでもありません...

それについて語り始めると、いくらスペースがあっても足りませんので、
詳しくは、いつもお世話になっております、京都市上下水道局様のHPをご覧ください。
ぜひ、『琵琶湖疏水の歴史』の(1)から(6)まで、すべて読まれることをお勧めします!

http://www.city.kyoto.lg.jp/suido/page/0000007153.html


当初は水運、灌漑、水車の動力、発電、消防などが建造の目的であった琵琶湖疏水ですが、
京都の近代化・発展という目的を達した後も、さらに拡張され、浄水場が建設され、
安全で衛生的な水をみなさんのご家庭までお届けする施設という、現在の形になりました!

そして、微力ながら当社も『安全で衛生的な水をお届けする』お手伝いをさせていただいております。
新築や改築されるご家庭に新しい給水管を引き込むこと、道路の水道管を整備すること、
既存のお宅の給水管を、より衛生的で耐久性の高い素材に取り替えること、などなど!
この仕事に関わることができることを、偉大な先人たちに感謝しつつ、
2016年も、みなさまのお役に立つことができるよう、誠心誠意、業務に取り組んで参ります!

011.JPGのサムネール画像


このブログ記事について

このページは、澤田 幸子が2016年1月 5日 21:21に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「今年もダメでした。。。」です。

次のブログ記事は「大忙し」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

2017年12月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

カテゴリ