2016年11月アーカイブ

雨 トイレ 水がはねだす

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都市型排水方式のときに多いのが合流方式。ゲリラ豪雨のときに排水管から異音。ボコボコいう。

京都でも排水合流方式の場合、このようなお宅もあると思います。

合流.jpg


道路の排水本管が満水になることにより、水を宅内から流すと配管内に正圧が生じます。

通気不足でコポコポいう症状と似てるので間違えて低床ドルゴをつけてもダメ。

どうやって直すかはまず蓋を開けることです。手をあてて空気がでてくるのか、吸ってるのか、

見極めますが、ほとんどは蓋を開けると直ります。

で、ここまでは水道屋なら誰もが知ってる事なのですが、先日、深い側溝のある分流地域でも

同じ現象が起きました。

おそらくゲリラ豪雨の際、雨水管だけでは追いつかず、深い側溝のある地域限定で、

汚水管にも雨水を解放したのでしょう。


で圧力解放蓋(空気の出入りが出来る形状の蓋)に取り替えて直りました。

いよいよ、2度目のチャンスが訪れます。頑張ります。

水道工事から、世相が見える...

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正確には覚えていませんが、水道の仕事をさせていただくようになって、
干支が一回りするぐらいの年月が経ちました。
水道の仕事に携わっていると、建築業界のブームというか、
時代の流れのようなものが見えてきます。
この十余年の間に、世の中も少しずつ変わってきました。


私が入社した頃は、学生さんの住まいといえばワンルームマンション。
でも最近は、シェアハウスも増えてきているようです。
『ウナギの寝床』構造を利用した京町家風のシェアハウスなど、
使われなくなった町家を再生する事業も行われているようです。
また、保育園や高齢者住宅がたくさん建った年もあり、
需要が増えているのだなぁと感じたこともあります。


そして、今、京都は空前の観光ブーム!!
今年、京都市では宿泊施設に対する水道設備の基準が緩和されました。
その直後から、すでに何件かホテル・簡易宿所の仕事をさせていただいているので、
きっと街では、小~中規模のホテルが続々と建築されているのでしょう。
図面を見ているだけで、『きっとオシャレな外観・内装なんだろうな』と
想像できるようなデザイナーズ・ホテルもあれば、
ミニキッチンがついて、将来ワンルームマンションへの転用も可能なホテルもあり、
オーナーさんの工夫が感じられます。


祇園・清水辺りでは、観光客向けのお店の新築・改装も進んでいますよ。
とっても有名な京都銘菓のお店の工事に携わることができると、
お菓子にもますます愛着が湧いてきます。


さて今年もいよいよ紅葉本番!京都が一番賑わう時期です。
観光地での管工事は、最大限安全に留意して!


これからも、京都の発展を感じつつ、仕事に取り組んでゆきたいと思います。

試験勉強

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今年も1級管工事の試験を受けます。

試験まであと1ケ月!

がんばりたいと思います。